私達が生活している 【国分寺台住宅団地】の生活廃水はーーーーー。
実は、1930年ごろの手賀沼は、人間が泳げるほどきれいだったそうです。
しかし、手賀沼の水は、手賀沼周辺の都市化で汚染され、つい最近までは、水質汚濁《ワースト日本一》が、続いていて、やっと2001年に市と住民の努力で、水質改善が実ったと聞いております。
そこで、早速、この写真で撮りました【西広都市下水路】(私は、勝手に【桜川】と呼んでいますが)の、地上出口から東京湾にそそがれる河口ぐち迄歩いてみました。
河口ぐちのほう流水は澄んでいて、川底がはっきり見えていました。そして、悪臭はしません。
更に、桜川は館山道をクロスして、下流には桜並木が川岸に植えてあります。
この桜並木は、花見のシーズンには小規模な《羽目板堰(明治初期に、養老川で築造された簡易堤防で、養老川の水を一時的に蓄え、田植え時に農業用水として利用したもの)》を、この位地から、約1000メートル位下流に設けて、観桜船を【西広都市下水路(桜川)】に浮かべ、川面から桜を眺める観光イベントがあります。
そして、2007年2月には、市原市がソメイヨシノ補充植樹をしています。
この様な、桜川の水質環境保全の取り組みが、市原市民の安心して生活できる環境を育むのでしょう。
京葉工業地帯の工業用水は
京葉工業地帯の工業用水は、山倉ダムが供給しています。
又、養老川の水も、山倉ダムを経由し、千葉県郡本浄水場が、水質の管理をして、全て地下水道で送水しているそうです。
私たちは、水を大切にし、しかも汚さないように努力しなければと思い知らされました。